山口県山口市中央4丁目5-16
山口県鉄構工業組合 理事長 益田 和男
2021年は、2020年から引き続き、新型コロナウィルスの感染拡大が深刻な影響を与える一方で、 ウィズコロナとしての新たな生活様式が浸透し、社会経済活動が正常化する中で、首都圏の大型工事を 中心に少しずつ鉄骨需要が回復したことから、暦年の需要量は前年比増の約462万トンとなりました。 2022年は、大型物件の発注・着工が相次ぐ見込みであり、中小物件にも持ち直しの兆しがみられることから、 鉄骨需要全体としては徐々に回復してくると思われます。しかし、先行きの不透明感が払拭できず、 特に鋼材や副資材の価格高騰や納期長期化が大きな課題となっており、組合員各社は依然厳しい 経営環境に置かれ、不安定な状況が継続すると予想されます。このような環境下では、組合員が一致団結し、 正確な情報収集と共有のもとに助け合いながら仕事をこなすこと、また、各社が適正な状況判断と対応力を持ち、 課題解決に取り組むことが大切だと考えます。 本年度は、コロナ後の社会変化に備える準備の年と位置付け、引き続き、組合員の企業目的を達成する 一助のために『盤石な経営基盤の確立』、『人材育成』、『品質管理体制の強化』を重点事項とし、次の事業の 推進を計画致します。
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